諏訪神社

住所 八千代市八千代台西9-3-15

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高津新田のカラスビシャ

八千代市指定文化財「高津新田のカラスビシャ」が行われます。

オビシャは年頭から春先にかけて行われ、天候の順調を願い、平穏な作柄を祈願する農耕儀礼の行事と考えられています。

「高津新田のカラスビシャ」は、毎年2月11日に諏訪神社(八千代台西・旧高津新田)で行われるオビシャで、的にはカラスが描かれています。オトウ(御神体)ワタシでは、大根を半分に切ったものに塩を付け、頭に擦りつけるという独特のことが行われてから、オトウは次の当番の背中に入れて渡され、直会(なおらい・神祭の後の酒宴)が行われます。

オビシャは、市内各地でもたくさん行われていますが、そのほとんどは宴会のみ残り、その意味さえも忘れられている中で、このように弓射神事、当渡し(とうわたし)、直会といったオビシャ神事の一連の流れが残り、伝承されているものは非常に少なく、「高津のハツカビシャ」とともに貴重な行事といえます。